ヤマハは、楽器を売る会社なのか。
ヤマハと聞けば、ピアノ、電子楽器、管楽器、ギター。実際、2026年3月期も売上の65.5%は楽器です。でも残り約3分の1には、コンサート会場の音響、車のスピーカー、音楽を続けるためのサービスまで入っています。
ヤマハは楽器メーカーであることをやめようとしているのではなく、楽器で培った『音をつくる技術と演奏者との接点』を、空間・車・ソフトウェア・継続サービスへ広げている会社だった。
企業の一次資料から、会社を見直す。
決算・IR資料、事業データ、企業発表。企業自身が公開した一次資料から、その会社らしい数字や事実を拾い、つないで読みます。ニュースでも株価でもなく、「この会社って、実はこんな会社だったのか」を見つけるための読みものです。
「ボウリングの会社」という第一印象より、アミューズメントの方がずっと大きい。
何の数字か読む →PPIH / ドン・キホーテ96.2%長期計画の基準年で国内が占める営業利益(当サイト計算)Pan Pacific Internationalという社名でも、利益の中心は圧倒的に国内だった。
何の数字か読む →サンリオ62.7%ハローキティ以外の構成比(当サイト計算)国内外の物販・ライセンス事業の売上総利益では、キティ以外がすでに6割を超える。
何の数字か読む →ゼンショーHD42.9%はま寿司+グローバル中食の売上構成比(当サイト計算)「すき家の会社」から見始めると、寿司関連の大きさが意外に見える。
何の数字か読む →良品計画 / 無印良品757店舗海外店舗数国内717店舗より海外の方が多い。日本の雑貨店という見え方だけでは足りない。
何の数字か読む →ひとつの商品ではなく、キャラクターや作品を長く育て、別の形へ広げていく会社。
この見え方で読む →2場所を体験に変える大きな場所を持つだけではなく、来る理由・滞在する理由を絶えずつくり直す会社。
この見え方で読む →2店舗を回す店を増やすだけでなく、品揃え・価格・顧客接点を組み合わせて店舗網そのものを強くする会社。
この見え方で読む →1食を流通させる一つの外食ブランドではなく、調達・製造・物流・販売をつないで食を大規模に動かす会社。
この見え方で読む →1技術を別分野へ広げる本業で磨いた技術が、別の製品・空間・サービスへ伸びていく会社。
この見え方で読む →6海外で別の顔を持つ日本でのイメージと、海外で稼ぐ事業・売るもの・店舗の姿が少し違う会社。
この見え方で読む →今読む1社
ヤマハと聞けば、ピアノ、電子楽器、管楽器、ギター。実際、2026年3月期も売上の65.5%は楽器です。でも残り約3分の1には、コンサート会場の音響、車のスピーカー、音楽を続けるためのサービスまで入っています。
ヤマハは楽器メーカーであることをやめようとしているのではなく、楽器で培った『音をつくる技術と演奏者との接点』を、空間・車・ソフトウェア・継続サービスへ広げている会社だった。
次に見る会社
ゼンショーは、牛丼店をたくさん持つ会社というより、寿司・中食・小売まで広げた店舗網の裏側で、調達・製造・物流・販売を一体で設計する『食のインフラ』企業だった。
ラウンドワンは、ボウリング場を増やす会社というより、クレーンゲーム・コラボ・スポーツ・カラオケを大きな屋内空間に組み合わせ、遊ぶ理由を更新し続ける『遊びの箱』の運営会社だった。
良品計画は、雑貨を並べる専門店というより、衣・食・住の商品、店舗、アプリ、地域活動、循環、宿泊を通じて、日常生活との接点そのものを増やしている会社だった。
HOW WE READ
決算・IR資料、事業データ、企業発表など、企業自身が公開した一次資料を使います。
増収・減益だけではなく、その会社らしさや意外な構造が見える数字を選びます。
ばらばらの雑学ではなく、読み終わったときに会社像が浮かぶ順番へ組み直します。
すべての主要な数字から、使った一次資料のページを開けるようにします。
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