ヤマハ株式会社 · 2026年3月期
ピアノと車載スピーカーが、ヤマハでつながる理由。
ヤマハは、演奏者向けのピアノやギター、会場向けのミキサーやスピーカー、自動車メーカー向けの車載音響をつくる会社です。音を出す人と、音を届ける場をつくる人の両方に製品と技術を提供しています。

演奏者が鍵盤を弾く。音響スタッフがミキサーで会場の音を整える。自動車メーカーが車室に合うサウンドシステムを組み込む。ヤマハの製品は、使う相手によって役割が変わります。
演奏する人、会場を動かす人、車をつくる人
ヤマハが届ける製品と、使う相手。用途・販路の代表例。
鍵盤・ギターなど
自分で音を出す
音を調整し、届ける機器
音響設備を使って音を届ける
機器にチューニングを重ねる
車室に合う音響を組み込む
楽器:決算資料 p.12音響機器事業説明会:販路 p.10会場用機器 p.15企画からの関与 p.24機器と音づくり p.25
演奏者に届ける楽器が、売上の中心にある
楽器と、音を届ける機器の事業規模
2026年3月期の事業別売上収益。単位は億円、0起点の共通尺度。3事業の合計は全社売上4,653億円。出典:決算説明会資料 PDF p.6。
会場の音を、施工会社やレンタル会社とつくる
ライブ会場で音を広く届けるには、演奏する楽器に加え、音を調整するミキサーやスピーカーが要ります。ホテルやレストランなら、天井や壁に設置するスピーカーも使われます。ヤマハは、こうした使う場所に合わせた機器をそろえています。
車内では、部品に車種ごとの音づくりを重ねる
車載音響では、自動車メーカーや自動車部品Tier1、代理店・商社が販路になります。ヤマハは車両メーカーの企画段階から関わり、その車種に合う音を提案します。車種ごとに音のコンセプトや車室への組み込みを考えるため、部品の供給に音づくりの仕事が重なります。
電子楽器のために音を扱った技術が、外部の顧客向けの部品、さらに車室全体の音づくりへと広がった経緯です。
演奏者との接点を、購入後の練習にも広げる
会場や車では、音を届ける機器と設計が商売になります。Music Connectでヤマハが広げようとしているのは、楽器を手にした人が、その後も学び、練習し、人とつながるためのサービスです。
Music IDの記載値・目標(英語原本 PDF p.18)とMusic Connect売上目標(英語原本 PDF p.48)。
THE VIEW AFTER THE NUMBERS
数字をつなぐと、こう見えた
ヤマハは、音を使う相手に合わせて、提供するものを変えています。 演奏者には楽器を、会場にはミキサーやスピーカーを、自動車メーカーには車室に合わせた機器と音づくりを届ける。2026年3月期の楽器65.5%、音響機器30.6%という売上構成の中には、異なる顧客と仕事があります。
Music Connectは、その関係を演奏者の購入後にも広げる計画です。ピアノと車載スピーカーをつなぐ音の技術に、練習や学習を続けるための接点を加えようとしています。