株式会社ゼンショーホールディングス · 2026年3月期
欧米のスーパーで寿司を売る、ゼンショーのもう一つの店舗網。
ゼンショーは、すき家の牛丼やはま寿司の寿司など、日々の食事を提供する企業グループです。欧米ではスーパー内の持ち帰り寿司も展開し、食材の調達・製造・物流を担う会社もグループにあります。
使用資料 5件公開 2026-09-18最終確認 2026-09-18
スーパーの中にも、寿司を売る場所がある
食品を買いに来た人が、売り場で寿司を選んで持ち帰る。ゼンショーの海外テイクアウト事業には、スーパーでの買い物に食事を組み込む形があります。
加盟店の店頭売上と、グループの売上を分ける
売上では、はま寿司がすき家をわずかに上回る
持ち帰り寿司の大きさは、店内で食事を提供する事業と並べると分かりやすくなります。以下は同じ2026年3月期の、各セグメントの外部顧客への売上高です。
DATA VIEW『すき家の会社』の売上を、3つの柱で見る
2026年3月期の外部顧客向け売上高。
3,203億円グローバルはま寿司
3,145億円グローバルすき家
2,219億円グローバル中食
DATA VIEW寿司関連の2事業だけで、グループ売上の4割超
はま寿司と、主に寿司等を扱うグローバル中食を当サイトで合算。
3,203億円グローバルはま寿司
+2,219億円グローバル中食
=5,422億円連結売上の42.9%
売り場を支える、食材を選び、加工し、運ぶ仕事
売り場が増えれば、そこで扱う食材の調達や加工、配送も必要になります。ゼンショーがMMD(マス・マーチャンダイジング・システム)と呼ぶのは、こうした工程を店舗での販売と一体で企画・設計・運営する仕組みです。
食材を調達・加工・配送するグループの機能と、直営飲食店・スーパー内のFC寿司売り場という二つの販売形態を示す概念図。
グループの供給を担う機能
- 食材→
- 加工した食品→
温度・期限を管理して運ぶ
物流拠点・配送車が供給を支える
販売を支える機能の関係
上段はグループの運営モデル、下段は販売形態の例です。支援・供給の体制はブランド、地域、直営・FCによって異なり、線は特定の工場から全拠点への配送経路を示しません。
出典:MMD · 事業・ブランド · 有価証券報告書 p.10–11
FCを含む拠点網は、海外が約3分の2
DATA VIEW拠点数では、海外が約3分の2
2026年3月期の世界展開。ZENSHO STORY掲載値から当サイト計算。
14,947拠点海外67.5%日本32.5%
出店は海外中心でも、拠点総数は減った
広いネットワークを動かす仕事には、食材を届けた後の店舗運営も残ります。すき家では、衛生上の問題を受けた対応が続きました。
THE VIEW AFTER THE NUMBERS
数字をつなぐと、こう見えた
スーパー内の寿司売り場から見ると、ゼンショーの直営店と加盟店を含む、多様な食の販売網が見えてきます。グローバル中食8,970拠点のうち8,102拠点がFCであり、拠点数の大きさと、グループが計上する売上の範囲は分けて読む必要があります。
売上では、はま寿司がすき家をわずかに上回りました。はま寿司とグローバル中食を合算した42.9%は、寿司だけの販売額や加盟店の店頭売上ではなく、二つのセグメントの外部顧客向け売上から計算した比率です。
その販売網の背景には、食材を選び、加工し、運ぶ会社があります。MMDはそれらの仕事を店舗での販売までつなぐグループの運営モデルで、供給の体制はブランドや地域、直営・FCによって異なります。すき家で異物混入事案への対応が続いたことも含め、食の供給を続けるには、調達から店舗の衛生管理まで日々の仕事が要ると分かります。