株式会社カプコン · 2026年3月期
カプコンのゲーム販売は発売年を越えて続く
カプコンは、家庭用ゲーム機やPCで遊ぶゲームを企画・開発・販売する会社です。『バイオハザード』『モンスターハンター』『ストリートファイター』などのシリーズを、世界のプレイヤーへ届けています。
使用資料 4件公開 2026-09-19最終確認 2026-09-19
過去作の1年間に、約260万本の販売がある
発売した年を過ぎても、その作品を買う人がいる。カプコンの販売本数を見ると、こうした過去作の購入が一年間の大きな部分を占めています。
発売年で分けると、過去作が5本に4本以上
DATA VIEW売れたゲームの5本に4本以上がカタログタイトル
2026年3月期のコンシューマ販売本数(ディストリビューションタイトルを含む)。当期発売が新作、前期以前の発売がカタログ。直前の決算補足資料 p.7と同じ区分です。
販売本数カタログ83.7%新作16.3%
本数は万本単位の公表値で、表示された内訳の合計と総数には差があります。
買える機会と、シリーズを知る接点を増やす
カプコンは、新作とカタログの販売が互いにつながるモデルを説明しています。新作や映像などでシリーズを知った人が、過去作も選べるようにする。そのために、作品を開発する仕事に加え、デジタル販売、価格施策、販促を組み合わせています(決算補足資料 p.6、中長期戦略 p.8)。
カプコンが示す販売・IP戦略。上段はデジタル販売、下段はシリーズを知ってもらう活動です。
発売→
デジタル販売→価格・販促
PC・ゲーム機のプレイヤー
新作や過去作を選んで購入
矢印は会社が示す活動と狙いです。個々の施策による購入本数や、売上金額の流れを表してはいません。
中長期戦略:ゲーム事業 p.6販売・IP活用 p.8PC・地域別施策 p.11決算補足資料:区分の定義 p.7
デジタル販売を、PCと海外へ広げる
デジタル販売では、過去作の購入機会を店頭のパッケージ在庫だけに頼らずに用意できます。作品を買ってもらうには、対応する機種を増やす開発や、市場ごとに価格・販促を考える仕事も必要です。
DATA VIEW販売方法、機種、地域で同じ販売本数を見る
2026年3月期のコンシューマ総販売本数に対する比率。PCデジタルはデジタルに含まれ、海外は別の重なる区分です。三つを足して100%にする構成比ではありません。
93.0%デジタル
54.5%PCデジタル
89.9%海外
過去作を売りながら、次の作品を開発する
新しい作品や対応プラットフォームを増やすには、ゲームをつくる人と、その人たちが使う開発ツールが要ります。
THE VIEW AFTER THE NUMBERS
数字をつなぐと、こう見えた
カプコンでは、新しいゲームをつくる仕事と、発売済みの作品を買ってもらう仕事が並行しています。 『バイオハザード7』の年間販売は、その継続を一つの作品から見せています。
過去作をデジタルで販売し、機種や市場に合わせて売り方を考える。映像やeスポーツなどでもシリーズに触れる機会を増やす。カタログ販売の大きさを支えるものとして会社が示すのは、こうした販売・販促と、新作を開発し続ける体制です。