株式会社アマダ · 2026年3月期
手曲げの情報をロボットに渡すアマダの機械
アマダは、金属板を切ったり曲げたりする機械を、金属部品をつくる工場に販売するメーカーです。サーバーラックや空調設備の外装などをつくる板金加工を、ソフトウエア、金型、納入後の保守でも支えています。

切った板を曲げて、立体の部品にする
金属板が立体の部品になるまで
顧客の工場が、アマダの機械や金型を使って加工します。切断と曲げの基本的なつながりを描いた模式図です。
1板から形を切り出す
レーザなどで、平らな金属板から必要な形を切り出します。
2金型で挟んで曲げる
上型と下型で圧力をかけます。紹介した機種は、手曲げとロボットのモードを切り替えられます。
3立体の部品になる
曲げた部品は製品の外装などに使われます。製品によっては溶接などの工程も必要です。
機械の形状と部品は模式的に描いています。特定製品の製造ラインや、すべての工程が無人でつながる仕組みを示したものではありません。
金型と消耗品、保守が工場の加工を支える
加工する工場とアマダの接点
部品をつくるのは顧客の工場です。アマダは、設備選びから日々の加工と保守までを支えます。
- 設備を選ぶ加工の課題を聞き、機械や自動化を提案
- 加工を準備するプログラム用ソフトと金型を供給
- 使い続ける消耗品の供給、点検・修理・操作支援
増収の背景と、利益率の低下を確かめる
連結営業利益率の推移
各年3月期の実績。単位は%。3本とも0〜14.0%の共通尺度で、背景全幅は100%ではなく14.0%を表します。グループ全体の利益率であり、板金やサービス単独の利益率ではありません。
出典:会社公式サイトの前中計の振り返り図と指標・KPI表。同じ表には2030年度目標もありますが、上の数値はいずれも実績です。
THE VIEW AFTER THE NUMBERS
数字をつなぐと、こう見えた
アマダの機械は、金属板を切り、曲げて部品にします。そこに棚から材料を供給する仕組みや、手曲げの情報をロボットへ渡す機能を組み合わせ、工場で人が担う作業を変えていきます。
加工する品物や人員に合わせて手作業とロボットを選び、使う金型をそろえ、機械を整備する。アマダの商売は、工場で一つひとつの部品をつくるための準備と作業、その後の維持までつながっています。 連結実績を見るときには、買収による事業の広がりと、利益率の変化も確かめる必要があります。