株式会社リコー · 2026年3月期
複写する紙から、働く場所そのものへ。
一枚の書類を複写する機械。リコーはそんなオフィスの当たり前をつくってきました。現在は、顧客のIT環境や仕事の流れに関わるサービスも広がり、売上ではオフィスプリンティングを上回っています。
グループ売上高2兆6,083億円
『デジタルサービス』の中には印刷機も入っている

オフィスサービス、1兆93億円でプリンティングを上回る
コピー機・印刷関連も8,817億円
オフィスの仕事は、印刷とサービスの両方で成り立つ
2026年3月期のリコーデジタルサービス内の事業カテゴリー売上高。外部売上だけを集計した独立セグメントではなく、連結売上へ直接足し直せません。
継続収益は4,196億円。サービス全額ではない
ITインフラは3,647億円
ITサービスは2,313億円。設置の先を支える
業務アプリとBPOも、別々の仕事
ただしデジタルサービス部門の利益は減少
創業1936年。出発点は感光紙
1955年のリコピー、1977年のOA
2020年の変革宣言は、今も進行形
出力する機械から、仕事を支える関係へ
感光紙・複写機の歴史を残しつつ、ITインフラから業務支援へ広げた事業の構成を編集的に整理。
- 印刷・複合機今も大きなプリンティング事業
- IT環境をつくるPC・ネットワーク・ITインフラ
- 業務を整えるアプリケーション・BPO・ワークプレイス
- 運用を支え続けるITサービスと継続的な契約収益
翌期にはセグメント区分そのものを変更
THE VIEW AFTER THE NUMBERS
数字をつなぐと、こう見えた
リコーの2026年3月期は、オフィスサービスの売上高が1兆93億円となり、オフィスプリンティングの8,817億円を上回りました。ただし、印刷事業は今も大きく、オフィスサービスの全額が継続課金でもありません。
継続収益は4,196億円。デジタルサービス部門全体の営業利益は322億円から279億円へ減少しました。オフィスサービスの増収と、部門全体の減益が同時に起きています。
1936年の感光紙から1955年の複写機、1977年のOAへ。リコーは、機器の提供から働く場所を整え続ける仕事へ、役割を広げてきました。紙を複写する仕事を残しながら、顧客の仕事そのものを支える企業へ変わろうとしています。