株式会社西松屋チェーン · 2026年2月期

61店を開け、25店を閉じた西松屋

西松屋は赤ちゃんや子供の衣料品、紙おむつ、育児用品などを、子育て家庭へ販売するチェーン店です。全国の店舗とオンラインストアで販売し、衣料品のエルフィンドール、育児用品のスマートエンジェルという自社ブランドも展開しています。

子供服と無地の紙おむつ、育児用の椅子が並ぶ店内で、買い物客がスマートフォンを持って服を選ぶ風景

店へ行く前に在庫を見せる

画面で確かめる在庫と店に並ぶ商品

公式オンラインストアの店舗在庫表示機能と、実店舗の売り場を示す模式図。

店舗在庫を確認店舗在庫を確認

公式オンラインストアで、店舗の在庫を表示

店舗の売り場店舗の売り場

衣料品や紙おむつ、育児用品を販売

2025年8月開始の機能。図は取り置き・受取サービスや、来店・売上の増加を示していません。 出典:決算短信 PDF 4ページ

衣料と育児用品にそれぞれの自社ブランド

広がった売り場の採算を単体で確かめる

DATA VIEW

単体の営業利益は縮小した

2025年2月期と2026年2月期の実績。両年とも単体、単位:百万円。表示は億円、0起点の共通尺度。連結利益や将来予想は含みません。

単体の営業利益は縮小した
2025年2月期121.80億円
2026年2月期100.74億円

出典:決算短信 PDF 2ページ。

CONCEPT MAP

店舗網を広げた後にも続く仕事

西松屋の2026年2月期の実績と、翌期へ向けた方針を整理。

子供用品の売り場
  1. 場所を組み替える人口集中地域へ出店し、不採算店を閉鎖・入れ替え
  2. 商品をそろえる衣料と育児用品の自社ブランド、年長の子供向け商品
  3. 作業と在庫を整える人員・物流の改善と、当初価格で売る割合の向上

THE VIEW AFTER THE NUMBERS

数字をつなぐと、こう見えた

西松屋の1,181店舗は、出店だけでなく閉鎖や入れ替えを重ねた結果です。店の在庫をネットで見せ、衣料と育児用品を自社ブランドでそろえることで、家庭が商品を選べる接点を広げています。

単体の増収と減益が並んだ2026年2月期は、売り場の広がりと採算を分けて読む必要がありました。商品を届ける店を整え、店と物流の作業を回し、仕入れた商品をいくらで売るかまで管理する。 その仕事が子供用品を手ごろに買える売り場の背後にあります。

この記事を共有

Xでシェア

投資判断や銘柄推奨を目的とした記事ではありません。企業が公開した一次資料を、会社の輪郭が見えてくる順番で読み直しています。

使用した一次資料

2026年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社西松屋チェーン · 2026-04-02

使用ページ: p.1-2 / p.4 / p.5

原文を開く →

2026年2月期 決算説明会資料

株式会社西松屋チェーン · 2026-04-03

使用ページ: p.13-15

原文を開く →

NEXT COMPANY

株式会社ジンズホールディングス · 2026年8月期

次の会社を見る

JINSの眼鏡代には店の仕事が入っている

JINSは、フレームとレンズを、かける人に合う眼鏡へ仕上げて販売します。2026年8月期の粗利益率78.4%と営業利益率10.3%の間には、人件費、家賃、システム関連費などを含む販管費68.1%があります。これらは一つの商品の採算ではなく、国内外を含む連結の割合です。店舗数は878店へ増えましたが、日本の営業利益は減り、海外は増益でした。品物をそろえることと、各地で店の仕事を続けながら利益を残すことを、一緒に考える必要があります。

数字から会社を見る →
78.4%2026年8月期 連結売上総利益率