明治ホールディングス株式会社 · 2026年3月期

チョコの明治、医薬品でも営業利益304億円。

チョコレートやヨーグルトを持つ明治ホールディングスでは、食品が最大の事業です。その隣には、抗菌薬やワクチンを手がける医薬品事業があり、もう一つの収益の柱を形成しています。

グループ全体では売上高1兆1,736億円

食の明治と、医薬の明治

食品がまず、最大の事業です。

食品事業の売上高は9,428億円

その横に、食品と違う製造・販売体制を持つ事業があります。

医薬品でも営業利益304億円

DATA VIEW

食品と医薬品、二つの収益の柱

2026年3月期の報告セグメント。売上高・営業利益はセグメント値で、連結調整前のため単純合計はできません。

9,428億円食品 売上高
2,322億円医薬品 売上高
687億円食品 営業利益
304億円医薬品 営業利益

セグメント別利益と連結営業利益の間には、本社費用や調整額があります。医薬品の304億円を連結営業利益933億円で割っても、全社利益への寄与率にはなりません。

ヨーグルトや牛乳の「デイリー」は2,726億円

チョコレートを含むカカオ事業は1,868億円

医薬品は国内、海外、ワクチン・動物薬の三領域

ワクチン・動物薬の売上は507億円

ワクチン事業の黒字転換には、前年の反動も

2025年12月、抗菌薬の原料を国内で生産開始

1946年、菓子の系譜でペニシリン製造が始まる

2009年の統合、2011年の再編で食品と医薬品の体制が整う

事業の構造を読む

身近な食品と、別の歴史を持つ医薬品

売上の大きい食品と、抗菌薬・ワクチンを支える医薬品を、グループ統合の歴史で結び直す編集上の整理。

明治ホールディングス2009年経営統合、2011年事業再編
  1. 食品・乳製品牛乳・ヨーグルト、チョコレート、栄養食品
  2. 国内・海外医薬品抗菌薬、治療薬、受託製造など
  3. ワクチン・動物薬2018年にKMバイオロジクスが参加
  4. 医薬品の安定供給2025年に岐阜で抗菌薬原料生産開始

2018年に加わったKMバイオロジクス

THE VIEW AFTER THE NUMBERS

数字をつなぐと、こう見えた

2026年3月期の明治ホールディングスは、食品セグメントが売上高9,428億円・営業利益687億円、医薬品セグメントが売上高2,322億円・営業利益304億円です。グループ全体の連結営業利益は933億円で、セグメントとの単純合計には調整が必要です。

医薬品の増益には海外事業の増益やワクチン事業の評価減の反動も含まれます。食品の販売や薬の需要がどちらも一様に伸びたわけではありません。

2009年の経営統合、2011年の事業再編、2018年のKMバイオロジクス参加。身近な食品と、営業利益304億円を生む医薬品。異なる事業の系譜が、現在の明治の二つの柱を形づくっています。

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投資判断や銘柄推奨を目的とした記事ではありません。企業が公開した一次資料を、会社の輪郭が見えてくる順番で読み直しています。

使用した一次資料

2026年3月期 決算短信(明治HD発行・JPX掲載)

明治ホールディングス株式会社 · 2026-05-14

使用ページ: p.1 / p.4 / p.6 / p.8 / p.8-9

原文を開く →

明治ホールディングス公式note:グループ紹介

明治ホールディングス株式会社 · 2025-03-14

原文を開く →

明治ホールディングス公式note:ワクチン事業の歴史

明治ホールディングス株式会社

原文を開く →

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