株式会社堀場製作所 · 2025年12月期

ガスの流れを重さで確かめるHORIBA

HORIBAは、自動車や半導体のメーカー、医療・研究機関などに分析・計測装置を届ける会社です。半導体製造では、装置に入るガスや液体の流量を制御する機器を供給しています。

真空チャンバーの天秤とガス容器を手前に、流量制御機器とウエハー処理装置が奥へ続く計測の風景

その基準を、半導体装置の流量制御へ

重さの変化で確かめた基準を、流量の制御へ

校正のための測定

真空チャンバー内の電子天秤に載るガス容器。配管からガスが出ると質量が減り、時計と合わせて流量を求める。
容器の質量が減る経過時間を測る

半導体メーカーの製造装置

供給ガスが配管を通り、マスフローコントローラーで流量を制御されて、ウエハーを処理するチャンバーに入る模式図。
供給ガス流量を制御成膜・エッチングなど

左は校正の原理、右は製品の利用場面です。二つの設備が同じ配管でつながる図ではありません。製品内部に電子天秤が入ることや、すべての製品をこの装置で直接測定することも示していません。

出典:秤量法測定システム · 決算説明資料 PDF p.19

流量を確かめる設備にも、処理能力がある

増収の年に、研究開発費も増えた

DATA VIEW

測定・分析技術に使う研究開発費

連結研究開発費、2024年・2025年の実績。単位:億円。共通のゼロ起点。決算説明資料 PDF p.32。

測定・分析技術に使う研究開発費
2024229億円
2025246億円

原資料の研究開発費表

CONCEPT MAP

流量を確かめる仕事と、その費用

校正の原理、顧客の工程、開発費用を分けて読む。

流体の計測・制御
  1. 測定の基準質量と時間から流量を求め、標準器を校正する
  2. 顧客の製造工程成膜・エッチングなどへ供給する材料の流量を制御する
  3. 研究開発校正・試験の能力を増やし、技術を開発する

THE VIEW AFTER THE NUMBERS

数字をつなぐと、こう見えた

HORIBAは、ガスが流れた量を質量と時間にさかのぼって確かめ、その基準を流量の校正に使います。半導体メーカーに届ける小さな制御機器の後ろには、真空、温度、振動まで管理する測定設備があります。

2025年にはマテリアル・半導体分野の売上が増えても、研究開発・技術投資の加速などで営業利益は減りました。HORIBAは、流れを制御する製品を供給するとともに、その流れを確かめる技術と設備を育てています。

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投資判断や銘柄推奨を目的とした記事ではありません。企業が公開した一次資料を、会社の輪郭が見えてくる順番で読み直しています。

使用した一次資料

2025年12月期 決算説明資料(英語版)

株式会社堀場製作所 · 2026-02-25

使用ページ: p.19 / p.32

原文を開く →

京都福知山テクノロジーセンター増設設備の本格稼働(2026年1月16日)

株式会社堀場製作所 · 2026-01-16

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2025年12月期 連結決算概要(英語版・2月17日更新)

株式会社堀場製作所 · 2026-02-17

使用ページ: p.1 / p.3

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