カルビー株式会社 · 2026年3月期
収穫期の仕事を減らすカルビーの全量仕入
カルビーは、ポテトチップスやじゃがりこ、フルグラなどをつくり、小売店を通じて消費者に届ける食品メーカーです。グループのカルビーポテトは、契約生産者の栽培・収穫を支え、じゃがいもを仕入れて貯蔵し、工場へ供給しています。

選別するのは、貯蔵庫から出すとき
カルビーポテトが示す収穫期の省力化。じゃがいもを引き受け、バラで貯蔵し、出荷時に選別します。
- 1
収穫を支える
契約農家から全量を仕入れ。大型機械による収穫の請負も行います。
- 2
バラのまま貯蔵
じゃがいもの状態や気候に合わせ、鮮度を保ちながら管理します。
- 3
出荷時に選別
貯蔵後、出荷するときに選別。収穫期に集中する作業を減らします。
- 4
工場へ供給
必要な時期に合わせて原料を運び、商品の生産を支えます。
開示された取り組みを示す模式図。設備の形や規模、選別方式は実設備の再現ではありません。全調達量に占めるこの方式の比率は資料にありません。
収穫の季節をつなぐ貯蔵庫
国内グループの国産ばれいしょ調達量
単位:万トン。各年3月期の実績。一次加工品・商品を含みます。棒は0を起点とする共通尺度です。
出典:ESGデータ p.2。
畑の状態を見て、工場への供給につなぐ
畑と工場のあいだで管理するもの
安定した商品供給には、収穫を受け入れるだけでなく、その後の原料の状態と生産の条件も関わります。
- 収穫期の作業栽培支援・収穫の請負・全量仕入
- 貯蔵中の品質原料と気候に応じた管理、出荷時の選別
- 工場で使える量収量と品質が、販売数量や生産費用に関わる
原料の量と質が、販売と費用に表れる
次の収穫を待つ間にも、加工の条件を変える
THE VIEW AFTER THE NUMBERS
数字をつなぐと、こう見えた
カルビーは、契約農家からの全量仕入、バラ貯蔵、出荷時選別によって、収穫期の作業を減らそうとしています。2026年3月期には、一次加工品・商品を含む国内グループの国産ばれいしょ調達量が37.1万トンから34.1万トンへ減少。原料の量と質は販売数量や費用に影響し、新工場の稼働にも費用がかかりました。商品の供給を支えるのは、収穫を手伝い、貯蔵し、使える原料を工場へ送る一連の仕事です。