積水ハウス株式会社 · 2026年1月期

積水ハウスの決算を分けた、建てる・管理する・売る

積水ハウスは個人の注文住宅や、土地の所有者向けの賃貸住宅などを建てる会社です。シャーメゾンの賃貸住宅管理、住宅のリフォーム、マンションや都市の不動産開発に加え、米国などでも住宅事業を手がけています。

設計用の巻き紙と建築中の住宅模型、賃貸住宅の入口での鍵の手渡し、別の都市建物のそばでの書類の受け渡しが一つの風景に並ぶ
DATA VIEW

国内の三つの増益と国際事業の減益

2025年1月期と2026年1月期の営業利益実績。単位:億円。組替前の同じビジネスモデル区分を0起点の共通尺度で比較。その他・消去または全社は含みません。

国内の三つの増益と国際事業の減益
請負型:2025年1月期1,430億円
請負型:2026年1月期1,579億円
ストック型:2025年1月期834億円
ストック型:2026年1月期969億円
開発型:2025年1月期702億円
開発型:2026年1月期949億円
国際:2025年1月期789億円
国際:2026年1月期391億円

出典:決算概要 PDFの4・17ページ。各区分の利益を足すだけでは連結営業利益になりません。その他と全社費用などの調整があり、億円表示の丸めによる差もあります。

完成した建物で入居を支える

建築・管理・売却で変わる建物への関わり方

積水ハウスグループが行う三つの仕事と、その相手。

  1. 建築を請け負う提案した建物を施工する

    住宅の注文主・土地の所有者

  2. 入居を支える賃貸住宅を管理し、空室期間を短くする

    賃貸住宅の所有者・入居者

  3. 開発物件を売る開発した不動産を売却する

    不動産の買い手

建物と顧客への関わり方を分けた図です。同じ物件が三つの取引を順番に通ることや、各事業の大きさを示すものではありません。

出典:決算概要 PDF pp.8–13

建てる仕事は売上が横ばいでも採算が変わる

開発では物件を売る時期が利益を動かす

CONCEPT MAP

建物のどこに関わるかで利益の条件が変わる

2026年1月期の国内事業についての編集上の整理。

建物に関わる三つの仕事
  1. 建築を請け負う建物の提案と工事条件、進捗が採算に関わる
  2. 完成後を支える入居を支える管理と、改修の提案
  3. 開発して売却する宅地・マンション・開発物件の販売や引渡し

海外の減益を受け止めても翌年の構成は同じではない

THE VIEW AFTER THE NUMBERS

数字をつなぐと、こう見えた

積水ハウスの2026年1月期は、国内の三つの増益が海外の落ち込みを補った年度でした。建築工事の採算を整え、住まいの入居を支え、開発した物件を売る。 それぞれの仕事で利益が残る条件は異なります。

管理する部屋の積み重ねと、まとまった物件売却の進み方が、同じ決算に入っています。最高益という一つの数字を分けて読むと、住宅会社が建物の完成前後で担う仕事の広さと、利益構成が年によって動く理由が見えてきます。

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投資判断や銘柄推奨を目的とした記事ではありません。企業が公開した一次資料を、会社の輪郭が見えてくる順番で読み直しています。

使用した一次資料

2025年度 決算概要(2026年9月10日訂正版)

積水ハウス株式会社 · 2026-03-05

使用ページ: p.3,14 / p.3,14,15 / p.8,9 / p.10,11 / p.12,13 / p.19,21

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9,366億円2026年3月期 賃貸事業営業収益