株式会社三井E&S · 2026年3月期

三井E&Sが受注した17基は管理棟から動かすクレーン

三井E&Sは港のコンテナクレーンや船を動かす大型エンジンをつくる会社です。港湾向けには荷役機械や操作システムを供給し、稼働後の保守や部品供給も担っています。

室内の操作卓に座る人と、屋外でコンテナを持ち上げる門型クレーン

遠隔操作卓とクレーンの配置

東京港向け17基の受注仕様の模式図。現地搬入は2028年3月末までの予定です。

管理棟の室内にいる運転手が、画面と操作レバーのある卓に向かう

管理棟の遠隔操作卓

運転手はクレーン上の席から離れて操作できる

タイヤ付きの門型クレーンが吊具でコンテナを持ち、走行路沿いの導体から電気を受け取る

ヤード用コンテナクレーン

走行路沿いのバスバーから給電する

人・機械の配置と給電の関係を示しています。台数、人員配置、通信方式、縮尺を表すものではありません。

出典:2026年2月18日の受注発表

年度をまたぐ機械の製造

DATA VIEW

物流システムの営業利益は前期の2倍超に

同じ事業の営業利益。2025年3月期と2026年3月期の実績、単位は億円。棒は0から同じ尺度で表示。

物流システムの営業利益は前期の2倍超に
2025年3月期59.54億円
2026年3月期139.39億円

出典:決算短信 PDFの19–20ページ。比較する両年度は変更後のセグメント区分によるものです。

遠隔操作でのコンテナの位置合わせ

CONCEPT MAP

港のクレーンを動かし続ける仕事

受注仕様、技術開発、稼働後の支援をつなげて読む。

港湾クレーン大きな荷物を持ち上げ、移す機械
  1. 操作する場所東京港向け17基は管理棟から操作する仕様。搬入は2028年3月末までの予定。
  2. 荷物を下ろす動作2025年の別の開発案件では、車両と吊具の位置合わせを支援。
  3. 稼働後の手入れ使用状況に応じた保全計画と、予備部品・吊具の供給。

THE VIEW AFTER THE NUMBERS

数字をつなぐと、こう見えた

三井E&Sはクレーンの設計・製造に加え、離れた場所からの運転や、稼働後の保全にも関わっています。東京港向け17基では、管理棟からの遠隔操作と、走行路に沿う給電が受注仕様に含まれます。

2026年3月期の大幅増益を支えたのは、既存の大型工事の進捗と採算改善でした。顧客が使う機械の仕様を整え、工場で利益を残せる形につくり、稼働後を支える仕事です。 東京港向けの新しい受注と当期の決算は、その異なる段階を映しています。

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投資判断や銘柄推奨を目的とした記事ではありません。企業が公開した一次資料を、会社の輪郭が見えてくる順番で読み直しています。

使用した一次資料

東京港Y3バース向けヤード用コンテナクレーン17基受注

株式会社三井E&S · 2026-02-18

原文を開く →

2026年3月期 決算短信

株式会社三井E&S · 2026-05-14

使用ページ: p.6 / p.6,18-20 / p.21

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2025年度 決算説明資料

株式会社三井E&S · 2026-05-14

使用ページ: p.11

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遠隔自働化RTGと構内シャーシの連携支援技術開発を完了

株式会社三井E&S · 2025-06-03

原文を開く →

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