GMOペイメントゲートウェイ株式会社 · 2025年9月期
カード払いの契約とデータを束ねるGMOペイメントゲートウェイ
GMOペイメントゲートウェイはネットショップや公共料金の支払い、店舗のカード払いなどを支える決済代行会社です。事業者が複数の決済手段を導入・管理できるようにし、グループで後払いや送金、早期入金も提供しています。
使用資料 3件公開 2026-10-26最終確認 2026-10-26
加盟店から決済会社へのカード払い情報
クレジットカード決済代行の役割を整理した図。矢印は注文・決済情報の向きを示します。
支払う人
商品やサービスを選び、カードで支払う
注文・支払い情報 →加盟店
注文を受け、決済情報を送る
決済情報 →GMO-PG
決済情報を処理し、接続先へつなぐ
決済データ →カード会社など
カード決済の処理を担う
何に応じて収益を得るか
- ストック
- 稼動加盟店数 × 月額固定費
- フィー
- 決済処理件数 × 処理料
- スプレッド
- 決済処理金額に応じた収益
料金の組み合わせは契約で異なります。代表加盟店契約ではGMO-PGが売上代金の入金も担い、直接加盟店契約ではデータ処理を担います。上の矢印は代金の入金経路や、手数料の支払経路を表していません。
出典:IRイントロダクション: 立ち位置 p.11 · 収益モデル p.12 · 契約形態 p.13
月ごとの固定費と使うたびの料金
決済処理金額と売上収益の違い
DATA VIEW同じ一年の売上を収益の方式で分ける
2025年9月期の連結売上収益。4区分とも実績、棒と表示は百万円、百万円未満切捨て。0起点の共通尺度で、決済処理金額を含みません。
イニシャル:導入時など9,497百万円
ストック:固定費13,796百万円
フィー:処理料24,864百万円
スプレッド:金額連動など34,340百万円
出典:決算短信 PDF 4ページ。各区分を百万円未満で切り捨てているため、棒の表示値の合計は連結売上収益82,499百万円と一致しません。
貸借対照表に載る加盟店の預り金
決済の継続利用と利益
処理を安定して続けるには、システムと支援体制が要ります。会社は第2四半期のシステムトラブルに係る一時費用を説明し、通期の利益増減表には10.28億円の費用を載せています(決算説明資料 PDF 7ページ・32ページ)。決済の継続利用が収益になる一方、その処理を支える仕事にも費用がかかります。
CONCEPT MAP加盟店の支払い業務を引き受ける
資料の契約と収益モデルを整理した編集上の図です。
加盟店と決済会社の間
- 接続と契約複数の決済手段を導入・管理し、決済情報を処理する
- 利用に応じた収益月額固定費、処理件数、処理金額を区別する
- 売上代金の入金代表加盟店契約では入金も担い、一時的な預り金が生じる
THE VIEW AFTER THE NUMBERS
数字をつなぐと、こう見えた
GMO-PGは加盟店が決済会社ごとに対応する仕事をまとめ、契約や決済情報、入金をつなぎます。その収益を読む鍵は、加盟店の数と処理する件数・金額を分けることです。
2025年9月期には、月額固定費や処理に応じた売上が増え、決済代行事業の収益構成も変わりました。約21.8兆円という処理の規模は、その仕事の広がりを示します。会社自身の売上や、加盟店へ渡すお金と区別することで、支払いの裏側を引き受ける商売が見えてきます。