リゾートトラスト株式会社 · 2026年3月期
ホテル開業前に会員を募るリゾートトラスト
リゾートトラストはエクシブ、ベイコート、サンクチュアリコートなどの会員制ホテルを開発・運営する会社です。会員向けの宿泊や食事に加え、会員制検診やシニアレジデンスも手がけています。

会員を募る時期とホテルを使う時期
開業前に会員権を販売し、開業後はスタッフが宿泊や食事を提供します。
開業前から会員を募る
建設中のホテルの会員権を、スタッフが購入を検討する人へ案内する場面。会社は開業前の販売が開発投資の早期回収につながると説明します。
開業後もサービスが続く
開業したホテルで、スタッフが宿泊客を迎え、食事を提供する場面。会員権販売とは別に、年会費や利用に伴う収入が続きます。
開業時に、繰り延べた不動産収益を計上
取引と運営の関係を簡略化した図です。実在の施設や窓口、工事の進み方、個別の支払日程を再現したものではありません。会員権代金の不動産部分と、開業後のサービスを分けて示しています。
開業時の不動産収益の計上
計上時期を調整すると増減の向きが変わる
会員権事業の営業利益。2025年3月期と2026年3月期、単位:億円。上の2本は会計上の実績、下の2本は会社独自の評価ベース。別々の利益を足し上げる図ではありません。出典:決算説明資料 PDF pp.4–5。
開業後の利用と会員サービス
一つのホテルにある三つの時間
会員制ホテルの取引と運営の関係。各項目の面積は金額や利益の割合を表しません。
- 開業前の販売会員を募り、開発投資を回収する
- 開業時の計上繰り延べた不動産収益を認識する
- 開業後の運営宿泊・食事・会員サービスを提供する
THE VIEW AFTER THE NUMBERS
数字をつなぐと、こう見えた
リゾートトラストはホテルが開業する前から会員との関係をつくり、開業後も宿泊や食事を提供します。販売と運営が長い期間にまたがる商売です。
2026年3月期は契約高が伸びる一方、未開業物件の不動産収益の繰延べが会員権事業の利益に影響しました。会員を募る時期、収益を計上する時期、ホテルを使ってもらう時間を分けて見ると、売れ行きと決算の数字がつながります。