TDKは、カセットテープの会社なのか。
2兆5,048億円2026年3月期の売上高
54.7%エナジー応用製品の売上構成比
約90%海外売上高比率
見えてきたこと
数字から会社を見る →TDKは、カセットテープから電池へ乗り換えた会社というより、材料とプロセスの技術を次の市場へ移し続けてきた会社に見える。2026年3月期の売上は2兆5,048億円で、エナジー応用製品が54.7%。受動部品、センサー、磁気応用も大きく残り、海外売上比率は約90%。会社資料には、カセットから積層部品、電池へ応用を広げた流れが描かれ、現在もHDDヘッドの薄膜プロセスをAIデータセンター向けインダクタへ展開している。TDKをつないでいるのは、一つの製品よりも技術の置き場所を変える力だった。