印刷の「版」が、半導体へ。DNPの技術移動。
1兆5,125億円FY2025連結売上高
507億円エレクトロニクス部門の営業利益
2,518億円エレクトロニクス部門の売上高
見えてきたこと
数字から会社を見る →2026年3月期のDNPは売上1兆5,125億円、営業利益1,010億円。売上ではスマートコミュニケーション7,503億円、ライフ&ヘルスケア5,123億円、エレクトロニクス2,518億円の順です。しかしセグメント営業利益はエレクトロニクス507億円が最大で、スマートコミュニケーション400億円、ライフ&ヘルスケア372億円を上回りました。DNPは1876年に活版印刷所として始まり、1950年代には写真製版技術を金属の微細加工へ応用。半導体用フォトマスク、ディスプレイ用部材、光学フィルムへ広げました。1970年大阪万博では15mm角に100年分の日付を刻んだセンチュリーカレンダーを展示し、1999年にはフィルム加工技術からバッテリーパウチを製品化。DNPは印刷を捨てたのではなく、「版をつくる」「塗る」「貼り合わせる」といった印刷の工程技術を、紙の外へ移し続けた会社です。