始まりは、ミシン修理。ブラザー8935億円の技術の枝分かれ。
8,935億円FY2025売上収益
5,706億円プリンティング&ソリューションズ売上収益
1908年ミシン修理業としての創業
見えてきたこと
数字から会社を見る →2026年3月期のブラザー工業は売上収益8,935億円、営業利益779億円。プリンティング&ソリューションズが5,706億円で最大ですが、インダストリアル・プリンティング1,393億円、マシナリー830億円、パーソナル&ホーム610億円など複数の事業があります。起点は1908年のミシン修理。1932年には家庭用ミシンの国産化に成功し、その製造で培ったプレス・精密加工技術をタイプライターへ、モーター技術を家電へ広げました。1962年にはミシン加工用の社内技術を使ってタッピングマシンを生産し、工作機械へ進出。1971年には高速ドットプリンターを開発し、電子制御と印字ヘッドの技術が後のFAXやプリンターにつながります。ブラザーはミシンを捨ててプリンター会社になったのではなく、ミシンをつくるために磨いた技術を、別の機械へ繰り返し移してきた会社です。